株式会社 佐野螺子製作所は、瀬戸市の中心部に位置しています。

瀬戸は古来より陶磁器の町で、陶磁器のもつ優れた絶縁性が家電産業と強く結びつき、電気器具（ソケット）とそれに付属する“ねじ”部品の製造が始まりました。

現在は、家電製品の急速な普及と発展、また自動車のハイテク化により、単なる“ねじ”の役割を超えた複雑で厳しい精度を要求された多種多様のFastener（ファスナー／締結）部品が必要とされています。

弊社は弱電関連部品が30％、自動車関連部品が50％を占めています。その他パソコンのヒンジ、水洗金具など、線径0.8ミリから12ミリまで対応でき、8,000種類以上のアイテムをつくっています。

私たちのつくるものは小さなFastener部品です。

その小さな部品は、それひとつとれば“ただそれだけ”です。

しかし、ひとたび活躍の場を得れば、おおきな役割を担います。

いかに大きくまた複雑な製品でも、それを支えるのは、私たちのつくる小さなFastener部品なのです。

私たちは挑戦と探求を繰り返し、より良いFastener部品づくりをめざします。